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語源から探る教育の意味や在り方とは

教育は英語のeducationを翻訳した言葉であり、概念でもあります。概念としての教育は、その語源を辿ると本質が見えて来ると言えます。educationの語源はラテン語に求められ、接頭辞となっているeには外へ向かうという意味があります。そして残るducationの部分はducereというラテン語に意味合いを求められ、連れ出す・導き出すという意味になります。この2つの意味の組み合わせが転じて、内在した能力を外へ引き出すという概念を教育は有している事になります。また教える立場の側から考えると、自らが持つ知識や経験を相手に開示して導くという意味合いも有する事になります。従って概念としての教育は、資質を引き出す行為を教えられる者・教える者の双方の力で行う事であり、双方向性が内包されている事になります。今日の一般的な教育の概念では生徒や教師といった立場があり、且つその立場はとかく一方的なものになりがちですが、本来の教育の概念・意味からは立場をも乗り越えた資質向上の取り組みが求められる事になります。

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